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「FXを始めたけど、チャートの見方やエントリータイミングがよく分からない!o(TωT )」★★★  そんなあなたに、人には聞きにくい細々としたこと、FX投資の基本中の基本を実体験そのままに伝授致します。
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ピボット水準
ピボット水準はご存知でしょうか?

買われ過ぎ、売られ過ぎを示すインディケーターは多々ありますが、価格の値動き幅でそれを判断しようというのがピボット水準です。まずは画像を見てもらいましょう。

ピボット水準

 









上段がポンド円5分足、下段がポンド円15分足です。カラフルな点線のレベルがピボットラインですね。

ピボットは日足、週足、月足レベルで計算することが基本です。
前日の高値安値終値の平均レベルを出したのが「Daily Pivot」、先週中の平均レベルが「Weekly Pivot」というように表示され、それぞれに対して

  R1+(高値-安値)   =R(レジスタンス)3
ピボット+(高値-安値)=R(レジスタンス)2
2×ピボット-安値    =R(レジスタンス)1

  2×ピボット-高値    =S(サポート)1
ピボット-(高値-安値)=S(サポート)2
S1-(高値-安値)   =S(サポート)3

が設定されるという具合です。

 S1やR1では『反転の可能性あり、要注意』、S2やR2では『売られ過ぎ、買われ過ぎ!反転のタイミング』、そしてS3やR3は『まれにみる行き過ぎ!』というように判断します。
そして、これらはサポート/レジスタンスのラインとしてもかなり機能します。

 画像は昨日のものですが、15:30頃に「Daily S3」を超えてきました。
まさか、ここまで下げてくるとは思いませんでしたが、大勢でもポンドは弱く、下げるのもうなずける展開ではありました。
しかし、これはさすがに売られ過ぎだろうと傍観していると、程なく反転して、ずーっと上昇し続け、昨日の下げ分を全て解消するレベルまで戻っています。
 

 つまり世界中で見ている人の多いピボットレベルなので、S3レベルを買い場だと判断していた人が非常に多かったということのようですね。

 最後に。
画像のインディケーターは[AutoPivotIndicator.mq4]を使っています。これは自動的にピボットレベルを表示してくれる優れモノですが、ある時間(未確認)で一斉に更新してしまうので、昨日のレベルを確認しようと思っても見ることはできませんのでご注意ください。
 

このピボットを意識するのもしないのもあなた次第ですが、興味を持ってもらえれば、さらにトレードが確かなものになるのではと思います。
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ダイバージェンス
ダイバージェンスはご存知ですか?

 みなさんも使っていらっしゃるメジャーインディケーター(テクニカル指標のことです)のMACDは

" Moving Average Convergence Divergence "の略で、『移動平均収束拡散(発散)法』と訳されます。

 ということで、ダイバージェンス=拡散又は発散、となるのですが、これでは意味がよく分かりません。辞書で調べますと、ピッタリとくる訳が載ってました。『相違』です。

 そして、MACDの見方の一つが【ダイバージェンス】なんです。

早速、画像をご覧下さい。

ダイバージェンスの解説画像


 これは先ほどキャプチャーしたばかりのドル円の日足チャートです。

 過去の方から説明しますので、緑色のラインを目で追ってください。

 まず、チャートでは高値を更新しています。ところが同時期、MACDは高値を更新できません。

 その後、チャートは急落。ラインあたりでも安値を更新しました。ところが同時期、MACDは安値を更新できません。

 その後、チャートは上昇。ラインあたりでも直近の高値を更新しました。ところが同時期、MACDは高値を更新できませんでした。

 そして、現在に至るまで下落を続けています。

 つまり、MACDの山谷がチャートの山谷と一致しない(相違)とき、その後のチャートの行方を示唆していることになるのです!反転時が分かるなんて、凄いと思いませんか?

 ただし、絶対というわけではありませんので、その可能性に備えてエントリーを慎重に行なう、というような使い方をしてくださいね。

 ダイバージェンスはRSIやRCIなどでも確認することができます。色々調べてみてください!
どのペアにエントリーするか?【通貨ペア比較】
 『基軸通貨=世界の通貨』である米ドル(以降はドル)、またその地位を奪いつつあるユーロ。
 一日で350兆円もの取引が行なわれている為替取引(日本株式の取引は一日で約2兆円なので、どれだけ巨大な市場かが分かりますね)において、この通貨ペア【ユーロ/ドル】の取引だけで28%にも上ります。※ドル/円は17%。

 ところで【基軸通貨】としての地位を得ることは大きなアドバンテージを得ることになります。
 まず、各国の中央銀行は外貨準備として基軸通貨を積み立てており(=自国の資本を外貨に変えて保有すること)、決済時に利用される。
 ※ 一般には、全ての通貨をまんべんなく持つことはなく、アメリカは巨額の経常赤字を資本輸出によってファイナンスしていることになる。
 また、基軸通貨を発行している国は、自国の通貨がそのまま輸入・輸出の決済に利用されるため、「円からドル」のように通貨を交換する必要がない。つまり為替相場が変動することが原因で、トヨタやソニーのような大きな損失を出すことがないというわけです。これは経済安定のためには大きなアドバンテージになりますね。


 さて、この回ではあなたの性格に合った通貨ペアを見つけてみたいと思います。

 次に掲載したのは、クリック証券の『FXチャートGold』で集計させた、4ペア一週間の値動きを重ね合わせて表示したものです。

通貨ペア値動き比較表
ドル円/ユーロ円/ポンド円/ユーロドルのチャート比較


 全てのチャートに相関性が見られますが、ただ一つだけ大きな動きが異なっているものがユーロドルになります。
 今回検証しようと思うのは対円通貨ペアですが、為替の主役であるユーロドルは全てのペアに大きく影響を及ぼしているので掲載してあります。

 さて、一方が円であるという絶対条件からすれば当然のことかもしれませんが、ドル円/ユーロ円/ポンド円のどれもが似かよった動き方をしてますね。
 ということは、どの円ペアを取引しても結果は似たり寄ったりになりますか?

 さあ、どうでしょう?実際の値動きからどれほどの差が生じるか確認してみましょう。
 検証するのは画像上で赤線を引いた直近の高値から、その下落が反転するまでの値幅(安値まで)を拾ったピップ数です。

5/13 8:00-----------------5/14 13:00

  ドル円 高値   96.68     ―     安値   95.11   =   157pips

ユーロ円 高値 132.38     ―     安値  129.00   =   338pips

 ポンド円 高値 148.05     ―     安値  143.35   =   470pips

 ついでに、その直後の大きな反発(高値)の数値も拾いました。
もしも底値で手仕舞いせず、その反発で諦めて手仕舞ったとしたら……

-------------------------------------------------------5/15 1:00

  ドル円 高値   96.68     ―     安値   95.11   =   157pips    ―  96.17 =   51pips(-67%)

ユーロ円 高値 132.38     ―     安値  129.00   =   338pips   ― 131.13 = 125pips(-63%)

 ポンド円 高値 148.05     ―     安値  143.35   =   470pips   ― 146.41 = 164pips(-65%)

 同じようなチャートにも関わらず、大きな差が出ました。これがポンド円やユーロ円が好まれる理由であり、ミスした際には大きな損失を出してしまう理由でもあります。
 ポンド円はドル円の2倍の価格とはよく言われますが、この値動きで見た限りは
ユーロ円は ドル円の2倍
ポンド円は  ドル円の3倍 ですね!どーりで逆方向へ向いた際の損失がデカイ訳です。

 先ほどの実験でもいいタイミングで手仕舞いできなければ、あっという間に利益を吐き出してしまうことが分かりました。
 その比率に大差はないものの、ピップ数で比較すれば、ユーロ円はドル円(106pips)の2倍の△213pips、ポンド円は3倍の306pipsを同じ時間で失ってしまうのです。

 この現象には理由があります。
 ドル円ペアはユーロドルペアに次いで取引量が大きいメジャーペアであるため、トレンドがあっても反対売買数も多く、値動きが抑制されやすいのです。
 大型優良株の取引と同じですね。ご経験があれば難なくご納得頂けるでしょう。
 トレードは取引数が多いほど安定して動く、という傾向があるのです。

 さらに、ユーロやポンドはドルを介して円と取引されるため(※ ユーロ円が買いたい場合、まずユーロがドルで買われ、それをドル換算して円で買うという二重の売買が行なわれている)、よりブレて動いてしまうという傾向があるのです。


 では、あなたならどのペアでトレードしますか?
 安定重視ならドル円、ボラティリティ(値動き)重視ならポンド円といったところでしょうか?
 ですが、少なくとも経験を積むまでは、ドル円やユーロドルのメジャーペアの取引をお奨めします。特に実弾では尚更です。
 私の初期のペアはポンド円でした。(「FX革命/南緒さん著」だけしか読まずにFXを始めてしまったのです)
 結果は、その時に用意した全額を2日で1.5倍にして、半月で全てを持っていかれてしまいました。恐ろしいほどの無知でした。

 なお、ドル円を3万通貨で取引したからと言って、ポンド円1万通貨に匹敵する利益が得られるかどうかは定かではありませんので、ご自身のリスクを慎重に検討したうえでトレードに臨んで下さいね。
チャネル① Equidistance Channel
 チャネルをチャート上に引くことは、価格レベルのサポートレジスタンスラインを引くことに次いで重要なことです。

チャネルを引くことのメリットは、

 ① トレンドを確認できる
 ② 見落としていたパターンの発見に繋がる
 ③ チャネルラインブレイク時の大きな動きを事前に予測できる

などなど、チャネルを引かない場合よりも大きなアドバンテージを得ることができます。
 この回では代表的なチャネルの一つ、【 Equidistance Channel 】をご紹介します。

Equidistance Channel


 Equidistance Channelを和訳すると、「平行な道筋」というような意味になります。見たままですね。
 あなたの注意を引く高値と高値(またはロウソク足の実体部分の高値)を結んだラインを引き、それと平行に、安値と安値(またはロウソク足の実体部分の安値)を結んだラインを引きます。
 その結果が、画像のようにものの見事に作用している場合には、世界中の多くの人が同様にチェックしている可能性が高くなりますよ。
 逆にうまく平行線に収まらなければ、それはチャネルとしては機能してない可能性が高いので、改めて引き直すか、他の方法を探した方が良いでしょう。

MT4で引く場合には
 ① メニュー「挿入(I)」の「チャネル(C)」から「Equidistance」を選び
 ② チャート上の点と点をドラッグします。平行線が現れて表示されます。
 ③ その線のどこかをクリックして選択し、編集できる状態にします。
   ※ドラッグした方の線には三点、もう一方の線には一点が現れます
 ④ 三点の方の外側二点で角度の調整、それ以外で位置の調整をして完了

 いかがですか、うまく引けましたでしょうか?正しいチャネルを引けた場合にはその効果は絶大です。前の画像で説明しましょう。

 ①と②を結んだ線を引き、平行線が③と④に接触するように平行線の幅を調整したものが画像に表示されていますね。その後にどうなったでしょうか?

 チャネル一杯まで下落し、そのまま抜ければチャネルラインのブレイクとなった所ですが、執拗に抵抗されて(↑↑↑の部分)、結局跳ね返されました。
 その反発はかなり強力なものでしたが、今度は上方のチャネルで跳ね返されてしまいました。(↓の部分)
 その反発には下落の力がすでに弱くなってしまったようで(↑↑↑の部分で相当に消費したものと考えられます。「売っても売っても跳ね返されてウンザリ……」といった感じでしょうか)、チャネル半ばで再反発して、一気に急上昇しました!

 ここを捉えられれば、短時間でおよそ2円(200pips)分も楽勝で取れたわけです。※ 直後の押し目もクリアできれば、350pipsも行けました。

 一旦ブレイクされれば、そのチャネルの役割も終わりです。たまたまこのチャネルの場合には、ブレイク後も反発ポイントになりました。(↑の部分)

 以上、まだまだ具体例は多々ありますが、今回はこれで終わります。

 このチャネルをどこかに引くかが、残念ながらトレードの経験差に現れてしまいます。サポートレジスタンスラインよりも難しい作業だと言えるでしょう。
 それでも、平行線を作っているトレンドだと感じた際には、ドンドン引いてみましょう。それを活かすチャンスが来るかもしれません。
 ちなみに、強いトレンド時にこの Equidistance Channel をひくと、急角度の平行線が出来上がりますが、このチャネルはブレイクではなく、幅の狭いレンジによって往なされてしまうことが多いです。

 最後にMT4のインディケーターをご紹介します。

!_MTF_shi_channel_1.mq4の解説画像
!_MTF_shi_channel_1.mq4


 画像の緑色の平行ラインを引いてくれるのが!_MTF_shi_channel_1.mq4です。
 どんなチャートにも自動で【 Equidistance Channel 】を引いてくれ、トレンドが変わったら新しいものに変更してくれます。
 ただし、直近のトレンドを掴むようになっているため、参考にならないラインを引いてしまう場合もあります。
 私の場合は大きなトレンドを掴むために利用し、私の意見と異なるラインになってしまう際には、自分のチャネルと双方を表示するようにしています。ラインを引く自信のない方はご活用下さい。
市場オーダー
 前もって、他人の注文状況が分かれば、トレードの対策を練りやすいですよね。
実は幾つかの方法で知ることができます。

 まず一つ目は、外為どっとコムが提供してくれる『外為注文情報』です。

外為注文情報


 これは、株式投資をしている方には必需ともいえる『板情報』のFX版と言えるものです。
 画像の色付きブロックが売り買いそれぞれのオーダー、白抜きブロックがそれぞれのストップオーダーの状況だそうです。

 これがあれば、オーダー状況が目に見えるので、売り買いどちらが優勢だとか、どこにストップが集中してるのかなどが事前に分かり、前回のサポートレジスタンスラインの代わりにも、その補足にもなりますね。

 残念ながら、集計データが、利用者が日本一多いとはいえ、外為どっとコムだけであり、ドル円、ユロ円、ポン円などの円ペア6種のみにしか対応していません。

 この『外為注文情報』外為どっとコムに口座を開設しないと見られませんが、タダなのですから活用しない手はありませんね!みなさんもどーぞ

 もう一つはFXプライムプライムナビゲーターに配信されるニュースヘッドラインです。

プライムニュースヘッドライン


 画像をクリックして配信されたニュースを確認してみてください。反転させた行のタイトルは『【緊急市況】ドル円には95.50-60には短期のストップ観測』ですね。
 このニュースヘッドラインを開くと、詳細のニュースを確認することができますので、レートが近辺に近付いた際には注意できますし、この価格レベルを利用して利益を伸ばす作戦を立てることもできますね。

 また、日に何度か『市場オーダー状況』というニュースも配信されます。
 現在のレートの上に、『米短期筋の売り○○円』『外資系ストップ○○円』、下には『ヘッジ系○○買い』『○○―○○に断続的ストップ』等々といった注文状況を確認することができます。
 私の場合には、下落を示唆するオーダーなら赤いラインで、上昇を示唆するオーダーなら青いラインでチャート上に表示しています。ちなみに、ストップオーダーはそのトレードを放棄するということですから、そのラインに達した途端に注文が殺到してグーンと伸びることが多いですよ。

 それ以外でも、画像から読み取れるように、各種の経済ニュースが最速で配信される(経済指標など発表直後には届きます)ので、トレードに大きなアドバンテージを得ることができます。

 こちらも口座を開設するだけで使えますので、まだの方はぜひその素晴らしさを体験してみてください。私のチャートセット多機能紹介もご参考にどうぞ!実際の使用状況⇒ こんなに便利な機能⇒
サポートライン/レジスタンスライン(価格レベル)
サポートライン/レジスタンスライン、ご存知ですよね?これは基本中の基本です。
 簡単に説明しますと、値動きがそのラインに到達した途端に跳ね返されたり、その前後に留まって行ったり来たりしてしまう価格レベルのことです。
 そのレベルが価格レートの上にある場合を『レジスタンスライン(抵抗線)』
価格レートの下にある場合を『サポートライン(支持線)』と呼びます。
 価格レートがそのラインを突破しても、反転してきた際には再度、機能してしまう(跳ね返す)という特徴があります。解説画像をご覧下さい。

サポートライン/レジスタンスライン解説画像

 白い矢印で示したポイントが赤い水平線で何度も何度も跳ね返されていますね。この赤い線を『サポート・レジスタンスライン』と呼びます。
 その上に引いたオレンジ色のラインでも値動きが何度も抑え付けられていますので、同じく『サポート・レジスタンスライン』と呼びます。ただし、ここでは一方からの跳ね返ししか観測されていないので、とりあえずは『機能する可能性のある、軽いライン』くらいに考えておきます。
 これらのラインは過去にも何度となく機能しており、将来的にもこのレベルに戻ってきた際に機能する可能性が非常に高いので、記録を残しておいたほうがいいですよ。
 また、このラインを越えると、抑え付けられた反動で大きく伸びることが多々あります。チャンスですね。
 ところが、そう単純にはいきません。ラインを抜けたと思ってエントリーした途端に、反転してくることもよくあるのです。
 実はラインは細い線ではなく、意外と太い線であったりするということです。そう把握しておくと、先走ったミストレードをしなくて済みますね。
 ですので、ラインは単線で考えるよりも帯(10~15pips前後)として捉えておきましょう

 サポート・レジスタンスラインは価格レベルで設定します
 様々な足で観察してみると、このような価格レベルをいくつも発見できると思います。現在の価格レートに近い範囲(上下数円程度)だけで結構ですので、できるだけ拾っておきましょう。簡単に拾ってきた線でも意外と機能しますよ。
 拾う数字は小数点以下2~4桁まで細かく設定してもいいのですが、私の場合はドル円なら、100円、99.50円などの切りの良い数字と、外国の方が好むクォーター(0.25円、0.75円)で、ラインとして機能しているもののみにしています。
 自分のレベル選択に自信がなければ、勝っているトレーダーさんの記事をチェックしてみると、ラインを載せてくれてたりしますので探してみましょう。
 ライン引きはトレードに入る前の準備として、必ず行なっておきたい作業です。

 ではなぜ、このような働きをするラインを事前に調査しておかなければならないのでしょう?

 答えは簡単ですね。もの凄い勢いのあるトレンドが発生した際でも、このラインでピタリと止められてしまうことがよくあるのです。勢いがあればあるほど、跳ね返しも大きくなる=損失も大きくなる、ので、このライン近辺でのエントリーは慎重になった方が賢明です。
 逆に、このラインまでトレンドが突き進む可能性が高いとも言えるので、利確目標値として設定するのもいいでしょう。※とはいえ、そこまで到達する勢いのない場合も多々ありますので、無理にねばると反転して損失に変えてしまう危険があるということもお忘れなく。

 もしあなたの引いたラインが機能しなかったら、それは今後は無視しても構わないでしょう。一時的にしか機能しないラインもあるようですので。

 難しいという方へ、メタトレーダー4で簡単にサポートレジスタンスラインを引いてくれるインディケーターをご紹介します。
 SuperSR 6.mq4

SuperSR6.mq4の解説画像

 画像上に並んだ青丸のライン(サポート)と赤丸のライン(レジスタンス)がSuperSR6.mq4です。この2つのラインで値動きを挟むように表示されます。
 この時は下げ相場でしたので、青丸のラインだけが何度も書き換えられているのが分かりますね。そして、よく見てください。
 足がラインのレベルに到達する度に弾かれています。サポートとして機能してるってことですね。
 しかも、弾かれている間にラインが新たに書き換えられているのです。「それまでのラインはもう無効となりました。次の新たなラインに備えてください」と注意を促してくれているかのようではないですか?素晴らしいでしょ?

 このSuperSR6.mq4はチャートから読み取って表示するタイプのものなので、時間枠によって引かれる線が異なるなど、本来のサポートレジスタンスラインとは別物になります。でも逆に、通貨ペアも時間枠も選ばず使えますので重宝しています。
 私はSuperSR6.mq4も表示させた上で、自分で探したラインも引いて表示させます。その両方が重なったレベルは、強力に働くかもしれないと注意するようにしています。

 また、前日の高値や安値がサポートレジスタンスラインと同様に機能する可能性が高いことも覚えておいてください。

 午前のトレードならば、直前のニューヨーク時間の高値や安値、
 午後になってからなら、日本時間午前の高値や安値、
 深夜ならば、ロンドン時間の高値や安値
などが機能する(=投資家に意識される)こともよくありますので、トレード前にはチェックしておきましょう。
エントリーポイントは押し目
昨日に引き続き、エントリー直後から利益が出るようなエントリーポイントを見極めるトレーニングをしましょう。

基本は『トレンドに乗る』ことですね。そして、トレンドには反転(押し目や戻り)がつきものです。その押し目や戻りを活かしてエントリーするのが今回の要点です。

価格変動(チャート)は必ずジグザグに動いてゆくということはお分かりだと思いますが、ではどれだけジグザグに動いているのでしょうか?

『フラクタル』という概念をご存知の方なら分かりやすいですね。チャートには月足や週足、日足など大きなものから、30分足、15分足、5分足など局所的なものまで多種ありますが、全てがジグザグに波打って進んでゆきます

さらに短い1分足、ティック(ティックは全ての値動きを網羅したものなのでロウソク足にはなりません)チャートでも同様です。
つまり、全てのロウソク足の始まりは、ほんの数秒ごとに更新される僅かな値動きの集大成なのです。画像をご覧下さい。



これはポンド円5分足チャートに同ティックチャート(文末で紹介します)を重ねたものです。
最新の5分足が青、つまり陽線になっており、ティックもそれを示してグングン上げてますね。これが私の言いたい【押し目(小)】を形成している段階です。※ちなみに、一般的にはこれを押し目とは言わず、戻り(売り)と言います。

実際に私はチャートが戻してきたのを確認してエントリーし、20pipsほどの利益を得ました。

し目を狙うというのは、ただでさえジグザグに動いている値動きの中で、トレンド方向へ動いてゆく確率が高まるタイミングである、ということなんです。


ポンド円15分足

ところで、一般的にはこのようなチャート形成時を「戻り」と言います。チャート中央の陽線部分ですね。MA(12)に押し戻されて、再下落しています。
私流ではこれを【押し目(大)】と言います。

一旦乗り遅れたトレンドでも、押し目を待ってエントリーすれば利益を生み出す確率が高まるのです。これは勢いに乗ってエントリーした場合と比較しても、高確率で利益を上げられるエントリーポイントですので、是非とも習得してください。

最後に、押し目のダマシについて知っておいてください。



先の2枚に引き続いての本日のポンド円の画像です。
5分足では大きく反転、15分足でもMA(12)に触れようとしている局面です。これが押し目になれば、更なる下落トレンドが続き、大きく取れる可能性が高かったのですが、



実際には一旦急激に下げた(反転直前の陽線・陰線共に長いヒゲを伴った上に、動きも早かったので様子見です)ものの、上げて行ってしまいました。これは、完全に押し目のダマシですね。もし、エントリーしていたら大損していた場面でした。

これが押し目の恐ろしい点ですね。万が一にも早とちりしてエントリーしてしまったら、それが押し目のシグナルではない、ただのジグザグの一つであるかもしれず、最悪なのはそこがトレンドの転換点になってしまう可能性だってあるのです。多少の利益を減らしたとしても、確実に元の流れに戻ったのを確認してから、【押し目(小)】でエントリーするようにしましょう。

ぜひ覚えておいてくださいね、
① チャートは常にジグザグに動いているということを。
② その上げ下げの動きのどちらか、強く動いてゆく方に乗らなければ利益を出すことは難しいということ。
③ だが、それを見極める手段はなく、いつその勢力争いが形勢を逆転したかも分からないということです。



〔ティックチャート〕
ティックチャートが見れれば、エントリー、エグジットがかなりやり易くなりますよ。私はティックチャートなしではトレードできなくなってしまいました。実際の使用状況⇒ こんなに便利な機能⇒

お奨めなのは、FXプライムプライムナビゲーターです。これ一つでティックチャートはもちろん、各種の経済ニュースが最速で配信される(経済指標など発表直後には届きます)ので、トレードに大きなアドバンテージを得ることができます。
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プロフィール

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性別:
男性
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1969/11/18
職業:
しがない会社員
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夢と栄光を実現する
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